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新年あけまして。


cross tale card

2024年が始まりましたね。

2023年は、自分の中で比較的変化のあった年だったという気がしています。
といっても生活自体はここ数年ほぼ変わったことはないので、主に創作に関することですね。

去年実現したイラストカードシリーズはその筆頭で、今までにない方々の関心を引くきっかけになれたのではないかと手ごたえを感じています。
ここ数年少々絵の傾向がマンネリ気味だったのもあって、今はかなりモチベーションが高いです。

前回夏コミから今回の冬コミで、カードの売れ行きが6倍くらいになったので、バカみたいに高い印刷代を気にせずどんどん新作を刷ることができそうです。

グッズメインのイベントであるデザフェスなどでも早くお客さんの反応を見てみたいのですが、秋のデザフェスの申し込みを忘れていて全然出れてないんですよね。忘れないようにしないと。


コロナ禍が明けてからイベントにも活気が戻り、2024年も精力的に新作を発表して創作界隈を盛り上げつつ、さらにみなさんを楽しませていければいいなと思っています。



新作カードシリーズ。


cross tale

最近は少々異なる描き方の作品を作っています。

わりと以前から、オリジナルの世界観でトレーディングカードじみたものを作ってみたいなと思ってはいましたが、
なんとか仕事のかたわら第1作目をコミケに間に合わせることができました。

『CROSS TALE』というイラストカードのシリーズで、「物語」をテーマにした絵でデザインしています。
ある程度納得のいく方向性を打ち出せたんじゃないかなと思っていて、印刷にもこだわってみました。触れると結構高級感があって良いです。

コミケは同人誌即売会なのでグッズ系のものはそこまで売れない印象なのですが、それでも反応はよくて嬉しかったです。
特に女性や海外の方に好評だった感じがします。

第二弾、三弾と実現したいアイデアが溜まっているので、今後もコミティアやデザフェスで並べて展示するのが楽しみですね。
ある程度種類が増えたらまとめてBOOTHなどで通販も開始予定です。



2023年新刊。


quartet

2023の作品集【Quartet】が完成しました。

去年は結構仕事が忙しかったこともあり、本を作れるのか微妙なところでした。
12月頃から本格的に描き始め、1月は4枚の結構なペースで描いてなんとか完成させました。

なかなか納得のいく表紙絵が描けなかったのですが、上のイラストをなんとか最後に書き上げることができました。これはわりと納得しています。
本の完成を機会に、ずっと使用していた制作環境を一新しました。すでに相当なオンボロPCで若干作業スペックが追いついていませんでしたからね。
制作ソフトもずっと使っていたフォトショップからクリップスタジオに。線の書き味がよくて気に入りました。


近年は作品集を作ることにハマっているのですが、
今年はまた従来のやり方と異なるアプローチで描いていこうと思っているので、楽しみにしていただければ幸いです。
個人的には結構面白くなりそうだなと思っています。


AIイラストについて思ったこと。


お久しぶりです。

僕はSNSが苦手です。この日記的ページの更新頻度からもわかるとおり、マメな更新なんかがかなり苦手です。
加えて自己主張も苦手なので、イラストレーターなんかかなり向かないタイプだと思っていますよ。

それはともかく、最近SNSなんかでAIが話題ですよね。自分でも触って見たり、CHATGPTで遊んだりとかしてます。
いやあ、まさかクリエイティブ系の仕事に早くもAIが食い込んでくるなんて正直考えもしませんでしたね(笑)。
もっと単純な仕事とかから奪われたりするのかなー、とか思ってましたから。予想もできないことが起こるから世の中は面白いです。


AIイラスト関連については多本面から色々な声を聞きます。
悲しいのは、AIの上手さに絶望して描くことをやめてしまう人がいるらしい、ということです。
確かにAIの描く絵は非常に精巧で、試行回数も多く大量に生産できますからね。
自分が一生懸命何時間もかけて描いた微妙な絵に意味なんてない……、なんて思ってしまう気持ちもよくわかります。

けど、それだけならまだ諦めて欲しくない。
絵における上手さとか技術の巧みさというのは、一つの要素に過ぎません。絵の全てではないです。
上手いだけで評価されるかといったらそうではないですからね。コンセプト、アイデア、構図、制作に至る経緯、など構成要素は無数にあります。
そもそも絵を評価するのは各個人なので、受とり手ごとに絵の価値はかわります。

もし自分が描くのを止めることがあるとすれば、それは両手足を失ってまともなものが作れなくなくなったときか、誰も自分の絵に価値を見出さなくなった時でしょう。

誰かが自分の絵に意味を見出してくれるのであれば、描く意味としてはそれで十分だと、自分では思っています。……そんな考え方ではだめかな?


現時点でのAIイラストの問題点は、やはり著作権や法関係だと思います。

ある程度判例なんかが出揃うまでは混乱しそうですよね。著作権の帰属なんかがグレーなままでは、
一人の作家から学習したAIの絵を他人が使っていいのかとか、AIが描いたイラストをAI使用者以外の人が転売するとか。
AIの急激な進歩にまだ人間がついていけてない部分があるので、この辺りは今後色々あったりなかったりしてどうにかなっていくのかなと思います。
AIについて思うのはこんなところです。うまいこと道具として使えるようなら僕も導入を考えてみたい。


今は春に出す新作品集を仕上げているところです。去年はイラストの仕事が忙しく、なかなか自分の絵を描く時間が取れませんでした……。
今年はちゃんと時間をとって、納得のいく絵をとことん描いてみたいので、今からすでに楽しみです。

サイト、リニューアルする。


お気づきになられただろうか。

なんとこのサイトがリニューアルしました。
学生時代に独学て作ったきり、知識もなく手も入れられなかったこのサイトがついに。

新たにサイトを作ってくださったのは妹です。Webデザイナーをしておられます。
本職の方に作っていただけるなんてありがたいことですね。彼女にはとても感謝しております。
機能が充実し、とても見やすくなって最高です。


コロナ禍となりもう一年半ほども経ちますね。
仕事の絵を描きながら次の作品集に向けてまったり絵を描く毎日ですが、
相変わらずアートイベントなどは制限が多く平常通りの開催とはいかない状況です。
リアル世界がハリウッド映画やSF小説みたいな展開になるなんて数年前は想像もできませんでしたね。

モチベーションに影響するリアルイベントの勢いがなくなるのは寂しいところですが、
最近はコロナ後の世界に対して順応していかなければいけないなという気分になっています。


毎年恒例(?)の今年の抱負ですが、2022年は「常識を疑え」で行こうと思っています。

昨今の情勢から現実に対しての心構えでもあるのですが基本は絵に対しての姿勢です。
常識つまり「あたりまえ」を見直していこうということですね。

絵であれば具体的には構図、設定、色、形、対象など幅広いです。
絵の常識、基礎とか技法とかこれらは本当に大事です。ここをないがしろにしても意味はない。
常識を疑う前にその常識がわからなければ意味がないですからね。

けど、その基礎や技法に縛られすぎても絵の幅を狭めてしまうことになる。
パースは守らなければならない、影は設定した光源に合わせて描く、空は青い、雲は白い……などなど。
写真を模写しているわけじゃないんだから、もっと絵は自由でいいんです。

美術の歴史も常識を打ち破ることで進化してきましたし。

ちょっとずつ描くモチベーションも戻ってきているので、今年はそんな感じで頑張ろうと思います。

描く毎日


久しぶりの更新。

前回更新が一年前だったのにはちょっと驚いた。
コロナ禍であまり動けないのは相変わらずなので、正直なところあまり書くこともないのです。

次の作品集のために少しずつ絵を描き貯めたりはしているのですが、
いまだに即売会イベントの方がさっぱりなので進みは遅いです。


基本家の中で過ごす毎日ですが、延期になったコミティアやクリエイターズマーケットといったイベントに参加できた際は、直接お客さんと触れ合うことでやる気を持続させられたなと感じます。

大型イベントと聞くとちょっと現状寄り付きづらいイメージがありますが、ビッグサイトなどの会場は元々搬入口も大きくて風通しもよく、半分屋外のような雰囲気になっているので必要以上に恐れず楽しんでもらえるといいなと思います。 


最近はキャラクターの練習に力を入れていて、今後絵に描いて見せていければいいなと思ってます。

それにしても春先からこっち、ずっと仕事に追われていたので夏の終わりくらいに景色のいい高原にでも旅行したい欲求が半端じゃない。

遅ればせながら新刊

senno

イベントの中止や延期が相次いでおり、新しい作品集を直接販売する機会がほとんどありません。

なので、早速ですが通販で販売できるようにしてみました。このURLからメロンブックス様の販売ページに移動できます。↓↓↓


新規作品集skyria-ancient bloom-の委託販売ページへ


元から在宅で仕事をしているので、生活の方はほとんど変化がありません。
しかし、イベントになかなかでられないと創作絵を描くモチベーションがなかなか上がらないですね……。そこが最近の悩みでしょうか。 

やっぱりイベントに出て、直接お客さんと交流できるのはやる気に繋がりますから。


新作品集についてちょっとご紹介。 

こちらの作品集は、長らく描いてきたSkyriaシリーズの設定を直接書く新しい試みを盛り込みました。

6ページ分くらい、イラストを交えた世界観や種族、乗り物なんかの設定を書いています。
こういう設定資料的なものを描くのは初めてでしたが、なかなか楽しいものでした。次をやるならもっと改善してみたいですね。

執筆ライフ

huka

サイト自体の更新がかなり久しぶりです。

新型コロナウィルスの影響でイベントが軒並み中止になり、とくに告知する必要がなかったためですね。

自粛期間中何をしていたかというと、絵も描いてはいたのですが趣味の小説を描いていた時間の方が長いです。
ファンタジー絵も好きですが、ファンタジー小説も大好きで、ついに自分で書き始めちゃいましたね。
元から家で仕事していたので、あまり自粛の影響のない生活ではありますが……。


即売会などのイベントが中止になった結果、折角刷った新刊が行き場を無くして物置で眠りについている現状です。通販も考えたのですが、個人的なこだわりで最初は手渡しがいいなと思いイベント再開待ちです。

やっぱり直接見てもらう機会がないと、どうも描くのも張り合いがないというか。


今は、また現地で直接絵を見てもらえるようになるのを願うばかりです。

2019年と20年、それからスローガン


毎度おなじみ久しぶりの更新です。

前回が去年の七月だからもしかしたら最長記録を更新してしまったかも。


結構躍起になって描いていた気もするし、19年はそれだけ余裕がなかった
年だったのかもしれない。

細木○子さんの六星占術を特に信じているわけではないのですが、
昨年は大殺界ど真ん中にあたるようで、正直そんなことを意識せざるを得ないくらいには何をやってもあまり上手くいかなかった年だった。

しかし悪いことばかりでもなく、特にイラストの仕事関係は恵まれた年だったように思う。
良い出会いがあり、良い経験にもなった。

後年思い返した時、あの年はひどかったが、いいこともあった。そしてあれがあるから今の自分があると、そう思える年ならばいいと思う。いや、そうなるようにこれからしていきたいと思う。


2020年も、世間では新型コロナウイルスが猛威を振るい人の集まる大規模イベント開催には逆風が吹いている。でもまあ、そういうのは仕方のないことなので急がずにゆっくり力を蓄えるのもアリだと思う。


周りに流されないこと。自分に正直になること。今年絵を描くのに意識していきたいのはこのあたりかな。
もっと人から評価してもらうにはどうすればいいか。もっと上手く描けるようになりたい。
絵を描いて、世に出すことを続けていると、多分こう考えるようになる人は多い。

この考えは結構大事なことだけど、本当に大切なことは別にある。

世の中には人気のある絵も上手い絵も溢れているけど、実際そういう風にしようと思ってそれが描けている人は少ないのではないかと思う。


本当に大切なのは、自分の気持ちを素直に表現するということではないかと思う。

自分の心と向き合い、感情に形を与えていく。それが表現と成った時に、人はその作品に強い独創性や他にないこだわりを見ることができるのではないか。


というわけで、今年の目標は『描きたいものを描く。できればそれ以外描かない』に決まりだっ!

実行できればいいけどねー……

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